高校の部活は何時まで？平日や土日の練習時間や帰りの時間について

高校生になると、中学の頃より部活に力を入れる生徒も増えますが、部活の練習時間は何時まであるのでしょうか？

平日や土日の練習時間や、帰りがどれぐらいの時間になるのか気になりますよね。

この記事では、

について、紹介いたします。

部活以外の習い事や、アルバイトと両立することができるか？などの参考になれば幸いです。

高校の部活は何時まで？平日や土日の場合

高校の部活の練習時間は、文部科学省からの通達により、2023年4月から平日は上限2時間・休日は上限4時間に制限されています。

そのため、高校の部活が終わる時間は、平日は遅くても18時～19時頃までになるでしょう。

しかし、練習熱心な部活や強豪チームの場合は、部活の終了時間が遅くなる場合もあるかもしれません。

一方で、それほど力を入れていない部活動は、17時頃に練習が終わることもあるようです。

また、高校の部活が始まる時間は、授業の時間割が影響します。

6時間授業の場合、授業が15時頃に終わり、15時30分頃から練習が始まります。

7時間授業だと、授業が16時頃まであるため、練習は16時30分頃からスタートします。

高校の部活の練習時間は、平日か休日かで異なりますが、なかには朝練や昼練がある部活もあります。

入部を検討している部活の練習時間については、顧問の先生に確認すると良いでしょう。

休日の練習について

前述したとおり、高校の部活の休日（土日）の練習時間は、上限が4時間に制限されています。

休日に練習が始まる時間は、朝練の場合は8時～9時、午後練の場合は12時～13時になるのが一般的です。

しかし、強豪校や練習熱心な部活の場合は、休日も1日中練習することがある可能性もあります。

1日中練習する場合は、朝から始まり、昼休憩を挟んで夕方5時～6時頃まで続くことが多いようなので、気になる場合は入部前に確認しておきましょう。

朝練について

高校の部活は、放課後の練習とは別に、朝早くから練習する「朝練」がある場合もあります。

学校が始まる前に終わるため、長時間はできませんが、平均して45分から1時間ほどのトレーニングを行うようです。

朝練は負荷がそれほど高くないものの、早起きが必要なため、起床がつらいと感じる人も多いようです。

遠方から通学している場合、朝の4時や5時に起きることも珍しくなく、高校のお弁当を保護者が作る場合は、両親の負担も増えます。

昼練について

高校の部活のなかには、昼休みに練習する「昼練」がある場合もあります。

基本的に昼休みは1時間ほどしかないため、着替えが不要な文化系の部活が中心になるでしょう。

昼練では、みんなが昼食を取る時間を練習に使うため、早めにお弁当を食べる「早弁」をする人も多いです。

また、練習はせずに昼休みの時間をミーティングにあてる部活もあります。

昼休みまで練習に使う部活は、厳しい活動になることが多いようです。

高校の部活の1週間の練習日数は？

高校の部活の練習日数は、1週間のうち平日に1日・土日に1日部活が休みの日があり、週に5日の活動になることが多いです。

文部科学省からの通達により、部活の休養日を平日に1日・土日に1日設定するように義務付けられています。

休日の練習試合や大会などで活動時間がオーバーした場合は、平日ではなく休日に「振替休日」を設定する必要があるようです。

土日などの休日に、練習試合を2試合行うだけで、6時間かかります。

遠征がある部活の場合は、拘束時間がさらに長くなることもあるため、顧問の先生も部活のスケジュールを考えるのが大変なのではないでしょうか。

高校の部活は何時まで？まとめ

この記事では、高校の部活は何時まで？平日や土日の練習時間や帰りの時間について紹介しました。

部活に力を入れている高校では、練習時間も長く、学校生活の中心になっている人も多いです。

最近は部活の時間が減る傾向にありますが、その厳しさは変わりません。

高校生活では、部活だけでなく勉強も頑張る必要があり、両立に悩む生徒がいるのも確かです。

しかし、帰宅部でも期待ほど成績を伸ばせなかったり、ハードな運動部に所属しながらも優秀な成績を保っている例も少なくありません。

重要なのは時間の長さではなく、どう使うかです。

また、部活に一生懸命打ち込むことで集中力を鍛えた生徒は、受験の際にも勉強にしっかり集中し、難関大学に合格するケースもあります。

部活は集中力を養う場でもあり、「勉強がおろそかになるかもしれない…」という心配があるかもしれませんが、むしろ部活に没頭することで得られるものも多いでしょう。

高校の部活に関する記事がいくつかあるので、ぜひ参考にしてください。